2018年夏。[no_toc]
異常な暑さに襲われている日本列島。私の住んでいる町でも連日連夜、猛暑日が続いています。小学生の息子も毎日「湯でダコ」のような顔で登下校をしています。
そんな異常な暑さの今年ですが、夏と言えば
- エアコン→電気代
がぐぐぐ~んと跳ね上がりますよね(涙) 特に今年は1日中エアコンをつけているので、電気代の請求におびえています。
少しでも電気代を節約したい!と思っていた矢先、先日購入した「サンキュ!」に
「夏の水道光熱費 節約テクはコレが正解!』なる特集が組まれていて、なかなか興味深い内容だったのでご紹介します。
エアコンの電気代 最新節約テク
節電テク4つをご紹介!
エアコンは1日中つけっ放しにするほうが電気代が安くなる。
一昔前にエアコンはこまめに消すより、つけっ放しの方が電力を使わず電気代が安くなるーという説がたてられたことがありました。しかし、サンキュ!の見解は
エアコンの電気代は、室内の温度と設定温度の差が大きい時に一番かかり、室内が設定温度になるとそれほどかからない。そのため、付けたり消したりを繰り返すと電気代が上がる要因に。なので30分ほどの外出ならば、つけっ放しの方が良い場合があります。しかし1時間以上の外出時は、逆に消したほうが節約となるそうです。
- 30分以内→つけっ放し。
- 1時間以上→消す。
年間電気代が最もかかるのは「エアコン」である。
エアコンはめちゃくちゃ電気代がかかると思われていますが、はたして本当なのでしょうか?
実は…
こちらはなんと間違い!10年前までは消費電力NO1でしたが、現在は省エネ仕様でかなりお安くなっているようです。一昔前までは家庭の使用電力の4分の1を占めていたエアコン。しかし、最近の省エネ仕様のエアコンなら
- 28℃設定で1時間つける→電気代4.5円程
とかなりお安くなっています。
古い家電は電気代がかさむ!省エネ商品で賢く節約しましょう。
~買い替え時目安~
- エアコン…15年以上前のモノ。
- 冷蔵庫…10円以上前のモノ。
エアコンと扇風機を併用すると涼しくなる。
こちらはほとんどの人が予想できたであろう。
扇風機は1時間使用しても電気代が約1円と激安なので、エアコンとの併用がおすすめ。また併用する時のコツとして
- エアコンから冷気が落ちる場所に扇風機を置く。
と空気の循環が生まれ、より涼しく感じることができます。ちなみにサーキュレーターは冷房より暖房向きだそう。
- 暖かい風は人がいない上の方にたまる。
- サーキュレーターの風は直線的。
サーキュレーターの風の動きは空気の循環が良くし、温かさが部屋中に行き渡る。
寝る時は「ドライ」設定にしていると節約できる。
冷房設定にしていると何となく電気代がかかりそう…でも消すのは暑いからと「ドライ設定」にしているけど安くなるの?
答えは…
エアコンのドライ機能には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2つがあります。「再熱除湿」の場合だとなんと冷房より電気代が高くなってしまいます。
~2つの除湿の違い~
- 弱冷房除湿…温度と湿度を同時に下げる。
- 再熱除湿…温度は下げず湿度だけ下げる。
リモコンにドライ・除湿ボタンが2つ以上ある場合は「再熱除湿」機能が搭載されている可能性が。取扱説明書をもう一度確認して、再熱除湿での睡眠は避けるようにしましょう。
ちなみに!
A:再熱除湿は、梅雨時期や冬の部屋干し・結露対策に活躍します。
更に上級節約テク!
熱帯夜はタイマー設定をせずつけっ放しが◎!
暑くなったら付ける・涼しくなったら消すを繰り返すと電気代がかさみます。風邪をひかない程度の適温設定にしてつけっ放しの方が電気代がかかりません。
エアコンの温度を1度上げると約10%の電気代が節約に。
27℃~28℃設定がベスト。
エアコン節約 コレも効果的!
以上が4つがエアコンの節約テク 新常識でしたが、昔ながらの節約テクもおすすめ!
エアコンのフィルターをこまめに掃除。
目詰まりしていると冷房の効き目が悪くなり、電気代がかさみます。2週間に1度の割合でお掃除するのがベスト。
室外機の周りに何も置かない。
何も置かず、風通しのよさを確保するのが電気代の節約になります。日よけを置くとさらにGOOD!
風量は「弱」ではなく「自動」に。
弱だと起動してから設定温度になるまで時間がかかるため、電気代が高くつきます。
すだれなどを使って外からの熱を遮断。
窓の外にすだれなどをして、熱を遮断すれば室温の上昇を防げて節電になります。
夏はエアコンを使って快適に!
「節約のためエアコンをなるべく使わない」はもはや昔の考え方。
特に今年は酷暑と言われているので、熱中症対策としてもエアコンは必須と言えます。正しい知識でエアコンを使いつつ、上手に節電出来るといいですね。
エアコンの部屋でも熱中症にかかる場合があるので、室内でもこまめに水分補給をする事を心掛けて、今年の夏を乗り切りましょう!